iPhone Xの顔認証「Face ID」のデメリットと弱点、そして意外なメリット

iPhone Xに機種変更してから、早くも1ヶ月が経とうとしています。新しい認証システム「Face ID」にも慣れ、その凄さに感動する一方で、デメリットや弱点も見えてきました。

そこで今回は、個人的に感じた「Face ID」によるデメリットと弱点、そして意外なメリットについてまとめていきたいと思います。

Face ID、凄さ故のデメリットと弱点

弱点1:横になった体勢では反応しない


ベッドやこたつでiPhoneをいじることが多いのですが、その際に横になった体勢であるとFace IDがうまく反応せず、認証ミスを引き起こしてしまうことが多々あります。

認証させるためには、起き上がるなどして体勢を変える必要があるのですが、正直めんどくさいです。結局、パスコードを手入力をしています。

弱点2:iPhoneの向きを横にした状態では認証されない

YouTubeやTVerなどの動画を横画面にしてフルスクリーンで視聴する際、iPhone側も向きを横にしてテーブルの上においたり、スタンドに立てかけたりすると思います。

その横向きの状態を保ったまま、動画を一時停止などしてスリープモードに入ってしまった場合、またロック解除をしようとFace IDで認証を試みようとしますが、iPhoneが横向きの状態では認証どころか反応さえしてくれません


Face IDはiPhoneを縦向きの状態で持った時しか反応せず、認証されない仕様のようです。

iPhoneが横向きの状態で置いてある、ないしは立てかけた状態でスリープモードに入ってしまった場合において、Face IDによる認証を試みる場合は、一度iPhoneを縦向きにして持ち上げるか、顔をひねってiPhoneの向きに合わせてなくてはなりません。

これは、ソフトウェア側で解決できることなのかよく分かりませんが、将来的にはぜひ解決していただきたいところです。

デメリット:認証ミスからパスコード入力画面までの間が長い

Face IDによる顔認証がうまくいかない時は、パスコード入力画面が表示されます。これは、Touch IDも同様ですね。その時、Face IDからパスコード入力画面の切り替えに若干のラグが発生します。

秒数的にはそんなに大した時間ではないのですが、すぐに使いたい時には長く感じます。これはソフトウェア側で簡単に解決できることなので、これからの改善に期待したいところですね。

ただし、こちらの問題はiOS 12にアップデートすることで解決できます!

使って気づいた、Face IDの意外なメリット

個人的に気がついたポイントなので、公式発表で紹介されていないのは当然なのですが、別の視点から見ると、ある意味Face IDは視力改善をもたらしてくれるという意外なメリットを発見しました。

これは、Face IDの弱点の裏返しから見えたメリットです。「弱点1」と「弱点2」の共通点として言えることは、どちらも角度や距離にうるさいということです。Face IDは顔認証ですので、認証カメラに顔の全体が入る必要があります。


従って、必然的にiPhoneのディスプレイと顔の間にある一定の距離が確保されます。近年、スマートフォンによる視力の低下が問題視されていますが、この原因についてはブルーライトという光の問題に加え、近い距離で凝視していることも問題の1つとされています。

私は筋金入りの視力バカなのですが、こうしたFace IDの弱点から意外なメリットに気がつけたというのは、今まで私がかなり近い距離でディスプレイを凝視していたからなんだと改めて感じました。

今ではFace IDの円滑な認証のために、ディスプレイと顔の間に一定の距離を保つクセがつき、その結果、その後のスマートフォン操作においても、その一定の距離を維持するようになりました。Face IDがキッカケで視力低下の原因を1つ解決することができるようになるとは夢にも思わず、驚きです(笑)

最後に

最後に個人的に思うFace IDの最強のポイントを申し上げておきますと、アプリやウェブサイト上のパスコード自動入力が素晴らしいということです。

Touch IDでも同様の機能はありますが、Touch IDの場合は、アプリやウェブサイトが完全に表示されるのを待ってから指を置くという作業をしなくてはなりませんので、やや時間がかかります。

対して、Face IDでは表示されてからパスコードの自動入力まで、黙って待っているだけでよいので、時間的にも操作性的にも断然に楽です。

指紋認証「Touch ID」のiPhone 8 / 8 Plusと、顔認証「Face ID」のiPhone Xで迷われている方は、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。