【ライン録音】DAMのカラオケ音源をiPhoneで綺麗に録音する方法

「カラオケの音源を録音して家で練習したい!」「ガイドメロディを録音して音程正確率を上げたい!」という方に耳寄りのお話です!

今回はカラオケ機器のDAMにおいて、雑音を一切入れることなく、カラオケ音源やガイドメロディをiPhoneやiPadに綺麗に録音する方法をご紹介したいと思います。

前提条件と必要な備品

カラオケ音源を綺麗に録音する方法は多数ありますが、今回は比較的安全かつ簡単である、アンプとiPhone・iPadをケーブルに接続して録音する「ライン録音」という方法をご紹介いたします。

アンプってなに?
アンプとは、簡単に言えば、カラオケ機器の音響関連をコントロールする機器のことで、カラオケ本体の周辺に必ずあります。DVDプレイヤーのような薄型の形状をしています。

画像出典:第一興商

アンプにも様々なメーカーがあり、カラオケ店によって設置しているメーカーは異なります。今回は、DAMの純正アンプである「DAM-AD7000」「DAM-AD7000Ⅱ」(上の画像)を前提に手順を解説いたします。

なお「ライン録音」にあたっては、以下で紹介するアンプとiPhone・iPadを繋げるためのケーブルが必要になりますので、別途準備をしておいてください。

また、接続にあたってはイヤホンジャックを使いますので、イヤホンジャックが搭載されていないiPhoneを用いる場合は、付属の「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を併せてご用意ください。

準備するもの

iPhoneのイヤホンジャックを「マイク」と「スピーカー(イヤホン)」の端子に分割するためのケーブルです。今回は「マイク」の方を使います。これを使うことでiPhone側の通話する時などに使うマイクを無効化することができ、ケーブルを通じてのみ音源だけを綺麗に録音することが可能です。

先程のケーブルとDAMのアンプに接続するためのケーブルです。

追加で必要なもの

iPhone 7以降のiPhoneにはイヤホンジャックがないため、上記のケーブルを挿すには変換ケーブルが必要です。iPhoneに付属しています。

ライン録音する手順

  • STEP.1
    2種類のケーブルを繋げる


    写真のように、先程紹介した青いケーブルを黒いケーブルの「マイク」端子につなげてください。
  • STEP.2
    iPhone・iPadとDAMのアンプを接続させる



    黒いケーブルをiPhoneのイヤホンジャックに、青いケーブルをDAMのアンプの「ヘッドホン1」にそれぞれ写真のように挿してください。

  • STEP.3
    完了!
    カラオケ音源だけを録音したい場合は、DAM本体のツマミで「マイク」の音量を0にして、マイクのスイッチを切ってください。また、特にガイドメロディを録音したい場合は、SmartDAMやデンモクなどのリモコンでガイドメロディの音量を「大」にしてください。あとは録音アプリで録音を開始して、通常通り、そのまま曲を選択して予約するだけです。

ライン録音のメリット

ライン録音のメリットは、備品の購入といった1,500円程度の初期投資で綺麗に録音ができるということです。もちろんマイクのスイッチを入れて歌うことで歌唱記録を残すこともできます。

実は録音については、第一興商のサービスである「DAM★とも」や「即席カラオケCDプレス2」を使うことで同様のことができますが、前者は録音数に上限がある上、綺麗に録音ができず、後者の場合はそれなりの費用がかかってしまうので、どちらもコストパフォーマンスのことを考えるとあまり良いとは言えないでしょう。

その点、ライン録音は綺麗に録音ができる上、備品を購入さえすればその後特別にかかる費用はありません。おすすめです!

  ライン録音 DAM★とも録音 即席カラオケCDプレス2
費用 約1,500円程度
(ケーブルの購入費)
無料 648円/専用CD1枚(3曲まで)
音質 良い 難あり 良い
曲数制限 なし 10曲まで
(無料会員)
あり
(専用CD1枚につき3曲まで)
手間 簡単 簡単 面倒

ライン録音の注意点

今回ご紹介した方法は、アンプにおいて、専門業者ではない一般利用者が使うことを想定した接続端子を用いていますので、接続したことによって故障することはないですが、万が一故障した場合は責任を問われる可能性は必ずしもないとは言えないので、心配であれば、お店に許可を取っておきましょう。

ただ、カラオケ本体の裏側を弄ったりしているわけではないので、壊れることはないと思います。私も、今回のライン録音を何度もしたことがありますし、持参した有線マイクを本体の専用端子に接続して歌ったりしていますが、壊れた試しはありません。

また、今回のライン録音にあたっては前述した通り、DAMの純正アンプである「DAM-AD7000」「DAM-AD7000Ⅱ」を用いたやり方なので、予めご注意ください。

そして録音したカラオケ音源ですが、音源の著作隣接権はDAMの開発元である第一興商にありますので、無断で転載したり、歌ってみた動画に使ったり、また営利目的に使うことは、知的財産権の侵害になりますので絶対にやめましょう。あくまで、個人利用の範囲内で、カラオケ練習のために楽しむまでにしましょう。

補足+
YouTubeは、音楽著作権管理団体である「JASRAC」と利用許諾契約を締結しているため、ユーザーは個別に申請・費用を支払うことなく ”歌ってみた” 動画などをアップロードすることができます。

ただ、その際に使用する音源は、必ずオリジナルのものか著作権フリーのものではなくてならず、DAMやJOYSOUNDなどのカラオケ音源を使用することは「著作隣接権」の侵害になりますので、無断で使用することはできません。

JASRACはあくまで、作詞と作曲の著作権を管理しているのであって、著作隣接権は管理の対象外です。カラオケ音源は作成者である通信カラオケ会社(DAMは第一興商、JOYSOUNDはエクシング)が著作隣接権を保有していますので、もし使用したい場合は、それぞれ個別に利用許諾を得る必要があります。