LECの宅建登録実務講習(自宅学習・講義内容・修了試験)について語るよ

宅地建物取引士試験に合格した実務経験が2年未満の方は、国家免許証を取得するためにある講習を受ける必要があります。それは「宅建登録実務講習」です。

この宅建登録実務講習は、TACやLECなど、国土交通省から委託されたさまざまな資格予備校で受講することができます。

でも、予備校によって金額はまちまち。そこで気になるのが、どこの予備校がいいのか?ということです。

今回は、いろいろあるうちの私が実際に受講したLECの宅建登録実務講習について、気になるスクーリングの講義内容や修了試験の内容、受講の注意点、自宅学習や受講料など、いろいろ語り明かしていきたいと思います。

迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

LECの宅建登録実務講習について語るよ

受講場所と受講料について

LECの宅建登録実務講習は、1ヶ月程度の自宅学習と、実際に教室で講師と対面になって講義を受ける2日間スクーリングの2部構成となっています。

スクーリングの受講地についてですが、全国の本校のみで受講することができます。提携校で受講することはできません。

注意点としては、スクーリングの場所によって選べる日程が限られていますので、そこを考慮する必要があります。

受講する多くの方が不動産業に携わっていることを配慮して、スクーリングの日程が不動産屋の定休日である火曜日・水曜日になっていることが多い印象です。もちろん土曜日・日曜日のコースもあります。

受講料は全国一律で21,000円(税込)です。この受講料には、テキスト代・DVD代・スクーリング料が全て込みの価格です。

相場としては平均くらいでしょうか。他の予備校もだいたいこんなものです。

自宅学習って何するの?時間なくてできない場合は?

LECでは、1ヶ月間の自宅学習が受講内容として設けられています。この自宅学習は送られてきたDVDと実際にスクーリングでも使うテキストを使って行います。


DVDの内容はスクーリングでは時間の都合上、触れることができないテキスト内の分野を、画面越しに講師の方が話をしていく感じです。

正直内容は薄っぺらいです。DVDは3時間程度で見終えられるので、実は自宅学習は1日で終わらせることができます。

あと自宅学習の内容自体は、宅建登録実務講習の合否を決める修了試験には影響がないので、ぶっちゃけやらなくても大丈夫です!(笑)

と言いたいところですが、一応国土交通大臣様の指定の実務講習なので、できるだけ頑張りましょう!と言っておきます(笑)

ただし、付属してくる「手引き・通信課程問題」の正誤式問題は一部表現を変えてそのまま修了試験の出題範囲になるので、忙しくても必ずやりましょう!

スクーリングってどんな感じ?雰囲気は?

スクーリングの日程は1日クラスと2日間クラスがありますが、基本的には2日間クラスです。朝9:40に集合で、90分講義が3コマ、60分講義が2コマの1日合計5コマで夜18:00頃に終わります。途中でお昼休憩中が60分入ります。

30人くらい入る中規模の教室で講師が前に立って講義をしていきます。講師は皆、不動産業に何十年も携わってきたベテランの方たちです。私が受講したクラスの講師は中年男性の優しい方でした。


受講生も年齢幅がかなりあった印象です。会社から受講を命令されたのか、あるいは友達と一緒に受講したのか不明ですが、知り合いで参加されている方もいらっしゃいました。

雰囲気は、張り詰めた感じでもなく、緩い感じでもなく至って普通でした。座席は指定されておらず、自由席でした。

講義の内容ですが、基本的にやることは2点です。

1点目は、講師とともに「登録実務講習テキスト」を大雑把に読み進めていき、指定した部分に線を引いていく作業の繰り返しです。引いた線の箇所は修了試験の出題範囲になります。

ラインマーカーを持参しておくと良いでしょう。

途中途中で、経験談を交えた雑談をしてくれたのですが、これが結構面白い。眠気覚ましになります。

2点目は、スクーリングの初日に配布される「登録実務講習 演習ワークブック」の穴埋めです。このワークブックはチェックリスト、登記簿、重要事項説明書、契約書の作成など実務っぽいことをやっていきます。

講師の方と一緒にやっていくので心配は無用です。テキストに線を引いていく作業とは異なり、このワークブックはかなり勉強になります。

もちろん、ワークブックの内容も修了試験の出題範囲です。

修了試験の内容は?合格点と合格率は?


修了試験は、2日目の最後のコマで実施されます。出題形式は正誤式と記述式です。

正誤式は、「登録実務講習テキスト」で線を引いた箇所と「手引き・通信課程問題」の正誤式問題の表現を一部変えたものから出題されます

記述式は、講義で「登録実務講習 演習ワークブック」で穴埋め形式で演習した中から出題されます。具体的には、登記簿、重要事項説明書、契約書などの作成です。

この試験では「登録実務講習テキスト」「登録実務講習テキスト資料集」「登録実務講習 演習ワークブック」を持ち込むことができます。ただし、「手引き・通信課程問題」は持ち込むことはできません。

合格率は99%とかなり高い水準です。試験時間は1時間で、正誤式と記述式それぞれ8割以上で合格となります。もし不合格の場合でも、1回のみ無料で再受験が可能です。

注意点

注意点ですが、宅建登録実務講習は国土交通省からの委託ということもあり、スクーリングは遅刻に厳しいです。遅刻しないというのは当たり前のことですが、かなりの余裕を持って行くようにしましょう。最悪の場合、その場で失格となります。

なぜ私はLECを選んだのか

最後に、なぜ私が数ある中でLECを選んだのかということについてですが、私が申し込んだ時期に「宅建登録実務講習」を開催していた予備校がLECしかなかったからです。

毎年、宅建士試験の合否発表は11月下旬で、合格したら比較的すぐに申し込むという手順が一般的であるため、おおよそ翌年の1月頃から講座が始まっていきます。早い予備校であると、だいたい3月頃で講座の受付自体が終了してしまいます。

ところがLECでは翌年の10月頃まで開催しています。私は日程的な都合や金銭的な都合により、宅建合格の翌年9月頃に受講したのですが、この時期に開催している予備校はLECだけでした。

言い換えれば、選択肢としてLECしかなかったから選んだということになりますが、結果的にはすごく良かったです。私が受講したクラスの先生はとにかく話が面白く、時間が過ぎるのがあっという間でした。

そして、教材の1つである「登録実務講習テキスト資料集」と「登録実務講習 演習ワークブック」が実務でかなり使える、ということ。チェックリストを始め、重要事項説明書や契約書、その他諸々の書類など、会社で雛形が用意されていない場合は、実際に仕事で参考にするのに普通に有効活用できます。

ぜひ、予備校選びの参考にしてみてください!